DATA 物件情報
- 階 数
- 2階
- 敷地面積
- 51.68坪
- 延床面積
- 31.56坪
- 施工期間
- 5ヶ月
- 完成日
- 2010年02月
こちらの住宅のコンセプトは「シンプルに広く」でした。間取りを簡素化し、特別大きな面積にしなくても広く使える住宅を設計しました。ポイントは和室です。「客間として利用する和室は必要ないので、その分リビングを広く」というお施主様のご要望があり、32坪にしてこの空間となりました。
外観は白ベースにダークグレーを取り入れ、和のテイストを残しつつもモダンに仕上げました。屋根は将来的に太陽光発電パネルを設置できる様にシンプルな切妻とし、耐久性を考慮して三河産の三洲陶器瓦を使用しました。メンテナンススパンを長く持たせるため、外壁のサイディングボードには厚さ16mmのマイクロガード付きを採用しました。
住宅の価格は最初にかかるイニシャルコストだけでなく、住宅性能によって大きく左右される光熱費などのランニングコスト、そして経年変化によって発生するメンテナンスコスト、これら全てをトータル的に考えてローコストにできる住宅が経済的な住宅と言えるのです。まさにこのW様邸は、その高性能ローコスト住宅と言えるでしょう。