DATA 物件情報
- 階 数
- 2階
- 敷地面積
- 76.84坪
- 延床面積
- 44.83坪
- 施工期間
- 6ヶ月
- 完成日
- 2007年12月
曽根様ご夫婦と始めて出会ったのは完成体感会の時でした。弊社のすぐ近くの大垣市林町で体感会を催した時にご夫婦で来場頂きました。現場のすぐ前のアパートにお住いで「基礎工事から完成までず~と毎日見ておりました。」と言っておられました。私が「建築予定地はお決まりですか?」と聞くと、「ええ、ちょっと遠いですが来て頂けますか?」と言って頂けました。よくよくお話を伺うと、ご主人様のご実家が可児市でそこに土地があるという事でした。
お会いした翌々日に現場の測量に行きました。県立可児高校のすぐ南で、高台で閑静な住宅街でとても良い印象でした。遠くに工場がみえて、煙突からけむりが出ていました。この時、換気システムの給気の位置に注意しなければと思いました。
現場測量から、家に対するご希望を伺いプランを作成しました。しかし奥様が2~3年後に建ててもいいかなと迷っていらっしゃいました。私は低金利の時代だからこそ固定金利で住宅ローンを組む安全性と、経済性を説明させて頂き、それと何よりFPの家には国から(新エネルギー機構)の補助金があり、100万以上の補助金を受けとる事ができる事もお話させて頂きました。奥様はローン控除の事もご存知でしたので、経済的にメリットのあるこの時を逃される事なく家づくりを決められました。
それから何度も何度も間取りをねり直しました。和の空間やイメージを好まれ、畳の部屋は8帖とりました。正面玄関をコートライン(目かくし格子)でかくし両サイドから玄関へアプローチをするという設計としました。外観は白を基調としたアイボリーの様は優しい配色。アクセントにコートラインとウッドデッキを濃い目の茶色にしました。これも曽根様ご夫婦に決めて頂きましたが、かなり迷われておられました。結果的は大成功なコーディネイトでしたね。
外観はモダン和風にデザインし、内装は新建材は使用せず、床は厚さ18mmのオークの1枚板壁には漆喰と珪藻土をねりまぜた自然素材を使用し、天井にはパイン材の一枚板をはりました。内部に使用した塗料は植物性の自然塗料(ドイツのオスモカラー)を使用しました。まさにこだわりぬいた究極の健康住宅が出来上がりました。弊社のキャッチフレーズにもある「自然素材のみで造るFPの家こそが省エネ健康住宅の真髄である」という言葉を象徴した住宅と言えるでしょう。