DATA 物件情報
- 階 数
- 2階
- 敷地面積
- 121.02坪
- 延床面積
- 44.58坪
- 施工期間
- 7ヶ月
- 完成日
- 2011年10月
S様邸のこだわりは、仕様も間取りも妥協を許さないという事です。間取りは開放感に溢れ、リビングには8帖もの吹き抜けスペースがあり、その吹き抜けに繋がる2階ホールやフリースペースは約20帖もあり、温熱環境を考えるとまさに「FPの家」にしかできない間取りとなっております。吹き抜けから2階へ繋がる大空間はさらにロフトにまで繋がり、なんと約80帖もの広さになります。グラスウールやロックウールといった繊維系断熱材を使用して断熱・気密を考慮せずに建てられた一般住宅では、光熱費が高すぎてこの様な大空間を造る事は不可能と言って良いでしょう。
又、元々省エネルギー性に優れた「FPの家」に5.8kwもの太陽光パネルを設置しており、冷暖房費に限らず家中の全ての電気代が一年を通じて0円で済む住宅になっています。80帖もの大空間を暖めたり冷やしたりしても電気代は0円!!これが本物の高断熱・高気密の「FPの家」なのです。一般住宅では、例え太陽光パネルが設置されたとしても家中の全ての電気代を0円にする事は不可能でしょう。その前に80帖ものスペースを暖めたり、冷やしたりする事が不可能です。
S様邸のこだわりはこれだけではございません。ベランダにも屋根を掛けて、雨の日でも洗濯ものが濡れない様に配慮されております。リビングには収納別に造付け家具を設置し、玄関も広くお客様に履物が見えない様に配慮されています。内装に関しましても新建材は一切使用せず、自然素材のみで仕上げられております。床材は無垢のフローリング、天井も無垢の板貼、壁は漆喰珪藻土塗り、他にも窓枠、巾木、廻り渕、ドアに至るまで細部にわたって全て本物の素材のみで造られた住宅です。
自然素材を使う良さは、化学物質を吸着分解してくれるとか、湿度を調整してくれるとか、ホルムアルデヒトなどの有害物質を一切含まないなど沢山ありますが、何と言っても寿命が長いという事です。例えばビニールクロスと弊社が使用している漆喰珪藻土はどれほど耐久性が違うのかと申しますと、通常ビニールクロスの貼り替え時期は10年~15年ぐらいと言われております。漆喰珪藻土はビニールクロスに比べて手垢等もつきにくく、汚れ等も分解する作用があります。
又、空気中の炭酸ガスを吸着し5年、10年…15年後とどんどん硬化していきます。ビニールクロスの様に全面張替という事は必要ありませんので、30年間はメンテナンス不要という事になります。だから、より経済的なのです。無垢のフローリングや天井板も年月が経つにつれてだんだんと飴色に変わり、黒く艶が出て参ります。本物は月日が経てば経つほどアンティーク感が出てくるのです。
では新建材はどうでしょう?新建材は新築時が最高の状態です。家が完成した時が最も良い時で、それからどんどん老朽化が進んでいきますので、月日が経てば経つほど古くなるだけです。所詮表面に薄いシートが貼ってあるだけのものですから、決して長持ちするものとは言えません。本物と新建材の寿命を比較しても、将来のリフォームの事を考えると本物を使われた方がより経済的であると言えます。
壁体内50年間無結露保証の「FPの家」ですから、S様邸では将来長期に渡ってのメンテナンス、リフォーム等も考慮した仕上げ材を選んで頂きました。もちろん長期優良住宅ですので、耐震性能も構造計算により証明されております。これが妥協を許さないS様邸…本物の高断熱・高気密住宅「FPの家」です。