DATA 物件情報
- 階 数
- 2階
- 敷地面積
- 40.84坪
- 延床面積
- 43.33坪
- 施工期間
- 5ヶ月
- 完成日
- 2011年02月
飯田様邸の設計の最大のポイントは、敷地を最大限に利用する事でした。立地は東と南に道路があり、日当たりも良く最高の条件でした。しかし、斜線制限等の規制も受け、38坪という敷地面積の中で駐車スペースも最低2台は確保し、さらにご両親様のお部屋(和室2部屋)とご夫婦様のお部屋、そしてお子様のお部屋(2部屋)をとるのに大変苦労しました。
初めLDKとご両親様のお部屋(和室2部屋)は同一階で1階に配置するという条件でプランニングしておりましたが、そうすると1階の面積ばかりが増えて駐車スペースに支障をきたす事となり、プランニングに無理が生じて参りました。そんな時、ご主人様から「リビングを2階に配置してもいいですよ」というご提案を頂きました。リビングを2階に配置すると、1階と2階の面積的なバランスもとれて参りました。
収納スペースにもこだわられ、玄関収納や各部屋の収納スペース、さらには屋根裏収納等、十分な収納率を確保しました。そして水廻りスペースは一般住宅より一回り大きくとり、2階にも水廻りスペースを配置し、リビングと同一フロアに水廻りスペースを配置する事で奥様の家事動線に配慮しました。
内装のこだわりは、自然素材のみを使用した事です。フローリングはもちろん無垢材ですし、ドア、窓枠、巾木、廻り渕、天井材に至るまで全て無垢材です。壁には空気中の化学物質まで分解除去してくれる珪藻土を使用しております。外観にもこだわり、外壁は全面人工石貼りとしました。サイディングやタイルでは表現できない重厚感、高級感があり、一般住宅とは一線を画す外観に仕上がっております。
又、内観・外観だけでなく、住宅にとって最も大切な建物自体の構造性能にこそ最大のこだわりがあります。それが「FPの家」なのです。「FPの家」は省エネルギー性能が極めて高く、住宅性能評価の省エネルギー性能最高等級4を取得しており、経済産業省独立行政法人新エネルギー機構より約200万円もの補助金を受けとって頂きました。これこそが省エネルギー性の高い住宅の証です。「FPの家」は長期優良住宅の補助金制度以上に補助金が支給される、高性能省エネルギー住宅と言えます。まさに飯田様邸はその全てを駆使した健康省エネ住宅です。